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中小デベロッパーの資金調達:Kickstarter

なぜAppStoreでゲームアプリをリリースするのか・・・。

世界中のデベロッパーにこの質問をすると、「一攫千金を狙って」、「マルチプラットフォーム戦略の一環として」、「大手パブリッシャーの下請けから脱却したい」等々、様々な本音が見え隠れします。価格崩壊、競争激化、利益の出しにくいプラットフォームという実情は知られているにも関わらず、中小やインディーズ系デベロッパーの新規参入が止まりません。こうしたデベロッパーの多くは、元々大手のゲーム会社で仕事をしていたけど、作りたいものが作れない、続編開発ばかりに辟易した、イノベーションがない等々の理由で、退職→独立した人が多く見受けられます。その他、PCなど商業的に制約の少ないプラットフォームでゲーム開発をこつこつと長年してきたチームなども大勢います。Rovio、Halfbrick、Tiny Wingsなどのサクセスストーリーに触発された側面もあるでしょうが、こうしたデベロッパーが自由度の高いAppStoreに魅力を感じるのは当然のことなのでしょう。ただ、現実的には資金や人材、プロモーションなどで多くの問題を抱えています。

中小やインディーズ系デベロッパーのプロジェクトをサポートするため、インターネット上でクリエイティブ系のプロジェクト向け資金調達サービスを運営しているKickstarterというウェブサイトがあります。昨年の夏場くらいから、資金不足に悩むiOS向けのゲームを開発中の中小やインディーズ系デベロッパーの利用が増えているようです。AppsJPでも取り上げたStar CommandやRoboHeroもKickstarterを利用して資金集めに成功したアプリです。「こういうゲームを作っているんだけど、お金が足らないんで援助して欲しい。その代わり、オリジナルのTシャツ、ゲーム内でキャラクターとして採用、等の特典を付けます。」といった形で1ドルからの資金提供を募っています。

前述した2つのゲームアプリ以外にも目標額の資金調達に成功したゲームアプリがいくつか出てきています。

God of Blades

Last Class Heroes

現在募集中の面白そうなアプリ
The Curse of Kullvaria

UFHO2

Kickstarterでの資金調達は失敗したが今後リリース予定のアプリ
Dragon Island

The Game BakersのEmericもそうでしょうが、こうした中小やインディーズ系デベロッパーを突き動かしているのは「作りたいものを作りたい」というゲームに対するピュアな情熱だけなのでしょう。彼らが作ったゲームを遊びたいと思ったら、小額寄付してもいいかもしれません。1ドルで彼らの夢を買うのも粋なお金の使い方だと思います。もしかしたら大ヒットアプリになるかも?!

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