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レビュー:独創性に満ちた叙情型RPG『Transistor』

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プレイガイド

SteamやPS4でも配信されている、インディーズゲームメーカーSupergiant GamesによるSFアクションRPG。国内外で評価が高く、独自の世界観とシステムがコアなファンを惹きつけています。

 

物語は歌声を失った女性歌手Redが大剣Transistorを手にするところから始まります。プレイヤーはRedを操作し、サイバーパンクなこの街に潜む大きな陰謀へと立ち向かうストーリーです。

 

Transistorを使った戦闘は非常に独特。ターン()と呼ばれる時間停止アクションが常備されており、時間を止めてる間に移動、攻撃が可能です。時間停止そのものに時間制限はありませんが、Redの行動如何でプランゲージが減っていきます。

 

時間停止中に行動をセットし、ターン()を解除すると先ほどセットした行動を高速で繰り出すという仕組みです。敵の配置次第では範囲攻撃に巻き込むこともできるので、SLGの手合いもあります。

 

使用する攻撃はファンクションと呼ばれ、最大4つのファンクションがセット可能。未使用のファンクションはアップグレード、パッシブ枠にセットすることもできます。

 

少しずつ明かされるストーリーも本作の魅力。寡黙なRedに対してTransistorはよくしゃべります。また、本作はヘッドフォンでのプレイが推奨されています。良い低音出てますよ。

独創的なアクションと叙情的な物語

戦闘に関してはとにかく敵を撃破すればOKなので、ターン()を使用せずファンクションを連発してもOK。ただし戦闘自体がターン()の使用を前提としたバランスなので真正面から打ち合うと不利なのは言うまでもありません。

 

鮮やかに、かつ的確に撃破するにはターン()のタイミングとポジショニングが重要。敵の背後を取ると奇襲扱いになり与えるダメージが増加します。例えばターン()発動→敵背後へ移動→弱体化ファンクション発動→大威力ファンクション発動、という流れが決まると効率的ですね。

 

そうなるとファンクションの組み合わせも重要になってきます。ファンクションはストーリーが進めばどんどん手に入りますが、それぞれを組み合わせる(アップグレード)ことで様々な付与効果が発生します。お気に入りのファンクションはメインで使うか、アップグレードに使うか、悩みどころです。

 

アクションに目がいきがちですが、本作はアクションがメインのゲームではありません。アクション、BGM、そしてグラフィック全てを調和させる事をねらったシネマティックRPGのようなもので、言ってしまえば世界観こそ最大の魅力にしてセールスポイントです。Transistorのセリフのタイミングやコンソール表示なんかも世界観演出の一要素。

 

ストーリーそのものが面白いかどうかはプレイヤー次第だと思いますが、こういった小出しの演出は先々への期待感を煽ってくれますね。

 

アートワークについては…言及するべくもありません。素晴らしいの一言。

お手軽アクションRPGとは180度異なる、濃密な作品です。週末や寝る前に時間をとってじっくりプレイすることを激しく推奨します。BGMやSEも重要なゲームなのでサイレントでのプレイも厳禁です。値段も値段ですしね。

しかし、このグラフィックや戦闘の特殊さが琴線に触れた人はきっと楽しめるはずです。

アプリ概要

アプリ名:Transistor
ジャンル:RPG
開発:Supergiant Games, LLC
価格:¥1,200
対応OS:iOS

Transistor

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