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更新:レビュー:Majesty: The Fantasy Kingdom Sim

5月7日更新:バージョン1.3.1にアップデートされています。Skirmishモードが追加されました。

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ゲーム性:★★★★☆
サウンド・グラフィック:★★★★☆
やりこみ要素:★★★☆☆
操作性:★★★★☆
評決:75/100

アプリ名:Majesty: The Fantasy Kingdom Sim
デベロッパー:HeroCraft
ジャンル:ストラテジー
レビュー時の価格:¥250
レビューしたバージョン: 1.0.0
日本語対応:×

コメント:いかにもロシアっぽいリアルタイムストラテジー(RTS)ゲームアプリ。城下町を作りながら、ユニットが自動的に移動・戦闘するゲームデザインがユニーク。RTSを遊びなれているゲーマー寄りユーザー向け。

+ポイント
ユニークなゲーム性
遊び方を覚えてしまえば快適な操作性
それなりの戦略性

-ポイント
普通の日本ユーザー向けではない
文字サイズが小さすぎ
マップの拡大・縮小が出来ない
iPhoneに最適化されているとは言い切れない

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元ネタPCの移植アプリ。いかにもロシア(デベロッパーのHeroCraftはロシア企業。)っぽいリアルタイムストラテジー(RTS)ゲームアプリです。Android版が先行リリースされ、今回iOS版がリリースになりました。お城を中心とする城下町に建物を建てていきながら、プレイヤーがコントロール出来ないユニットの行動に一喜一憂するユニークなゲーム性になっています。ユニットをコントロール出来ない点が非常に特徴的です。

8つのミッション+1つのボーナスミッション(全ての難易度&8つのミッションでゴールドメダルを取るとアンロック)が用意されています。各ミッションごとに建物の種類やキャラクターが変化する中、状況変化に応じた戦略がミッションクリアのカギとなります。ミッション開始時にはPacifist(イージー)、Peacenmaker(ノーマル)、Bloodthirsty(ハード)の3段階の難易度を選ぶことが出来ます。まずはイージーから始めたほうが良いでしょう。ミッションをスタートすると、画面左上にマップが表示されます。画面をドラッグすることでマップ全体を確認出来ますが、ユニットが立ち入ったことがないエリアは黒くなっています。偵察用のレンジャーを配備してマップ全体の構成を把握出来るようにします。マップは虫メガネアイコンをタップすることで拡大表示されます。


8つのミッションはそれぞれ目的が異なります。40日以内に敵の建物を全て壊すとか、とにかく敵の建物を一掃するなどになります。各ミッション開始時にはデフォルトの建物しかありません。戦略やミッションの目的に応じ建物を建てていく必要があります。GuildやTempleなどの建物を建てるとレンジャー、ウォリアー、魔法使い、パラディン、僧侶などのユニットが出撃します。ユニットのレベルアップにはBlacksmith(鍛冶屋)やLibrary(図書館)などの建物が必要になります。建物のアップグレードをすることでウォリアーや魔法使いが強くなっていきます。

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建物を建設するにはメインとなるお城をタップします。家の形をしたアイコンをタップすると、建設可能な建物のリストが表示されます。ウォリアーはどのミッションでも基本になってくると思うので、まずはWarrior Guildを2回タップしてみます。すると建設場所が表示されるので画面の好きなところに配置し、画面右下のオッケーボタンをタップします。建物の建設には時間がかかります。同時に複数の建物を建設しようとするとさらに時間がかかります。

建物が完成したらその建物をタップするとユニットとコストが表示されます。+ボタンをタップでユニットを出撃させることが出来ます。建物の建設やユニットの配備など全てお金が必要になります。お金はタックスコレクター(税金徴収)が建物を回りながら一定の間隔でお金をストックしていきます。プレイヤーが出来るのはこのお金をどう振り分けて使っていくかに尽きます。建物、ユニット、敵の建物への攻撃など全てお金がからんできます。ユニットをコントロール出来ないものの、モチベーションを与えることで敵の建物を破壊することは可能です。敵の建物を破壊するには敵の建物をタップして画面の一番下に表示される剣が交差したアイコンをタップで赤い旗を立てることが出来ます。赤い旗に賞金をかけることで、ユニットのモチベーションを喚起し、ユニットを敵の建物まで誘導することが出来ます。


グラフィックはPCからの移植ということでディテールまで描きこまれたものとなっています。キャラクターのサイズがiPhoneではちょっと小さいのが難点です。BGMもなかなかのクォリティーです。そして、このアプリの最大の難点が文字サイズの小ささです。英語が読めないと遊び方の理解に苦労するのは日本語非対応アプリの常ですが、その英語表記までも豆粒のように小さいケースが多すぎます。iPadでならいざしらず、iPhoneではかなり読みづらい文字サイズです。画面左下に「仲間が死んだよ」とか教えてくれているテキストが表示されるのですが、この文章が見えるユーザーはかなり少ないと思います。画面をピンチしても拡大されたりしないので、この点は英語が理解できてもキツイ点です。

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遊び方を覚えてしまえばこのアプリのユニークなゲーム性を堪能することが出来るのですが、普通の日本ユーザーには遊び方を覚えるまでの敷居がかなり高いと思います。前述のように英語が読めても、文字サイズが小さすぎます。iPadでのプレイがベストでしょうか。RTSを遊びなれているゲーマー寄りユーザーであれば、プレイしながら遊び方を覚えていけるのでしょう。日本語対応はまだしも、文字サイズを大きくする工夫は出来ると思うので、今後のアップデート対応を期待したいところです。現状では英語が理解できる・出来ない抜きに、ゲーム性がユニークなRTSに興味のあるRTS好きユーザーでなければ、面白いと感じる前に嫌になるかもしれないアプリです。文字サイズが小さすぎて(フォントも独特だし)結構目が疲れます。ライトユーザー向けの遊びやすさもあるんですけどね・・・



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